どうしようもなくマネしたくなるツイッギーの魅力
1960年代に一世を風靡した、ロンドンのモデル、ツイッギー。
無駄のないベリーショートヘアも、独特なファッションメイクもすべてが彼女のシンボル。
ミニスカートを大流行させ、日本でもカリスマ的ファッションアイコンだったそう。
半世紀以上経つ現在でも彼女の風貌はたまらなくおしゃれで、かわいくて、とんでもなく魅力的です。
そして、ツイッギーといえば印象的なのがこの独特なアイメイク。
たっぷりのマスカラでけだるそうにまばたきし、アンニュイかつミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女のメイク。
もう目を大きく見せようとかそんな概念を通り越し、彼女のアイデンティティの形成に一役買っていると言っても過言ではないでしょう。
ツイッギーのメイク、したい!!!と思い、研究しました。
かなり濃いメイクなので、このままコピーしたらコスプレのときくらいしか使えません。
なので、ちょっと今日は60sの気分だな…くらいのテンションでも使える、ナチュラルにアレンジしたツイッギー風メイクを私のお粗末なイラストとともにご紹介いたします。
ツイッギー風メイク:ベースメイク編
まずはベースメイクから。
ツイッギーメイクは完全に目にフォーカスしたメイクなので、肌や目以外のポイントメイクは抜け感を出すことが重要。
ツヤっぽ過ぎず、マット過ぎずなナチュラルな質感が理想です。
ファンデーション
おすすめはKATEのパウダリースキンメイカー。
これ、手に出したときはリキッドなんですが、伸ばすとさらっとパウダーに変化するファンデーションなんです。
伸びもよく、ナチュラルにカバーしてくれるので、軽めの下地+これだけで仕上げるのがおすすめ。
塗りました!感が出ずに、子供みたいなさらりとした肌にしてくれます。
シェーディング
そして白人のツイッギーの顔立ちに寄せるために重要なのはやはりシェーディング!
彼女は頬が少しこけているので、↓このあたりにシェーディングを入れましょう。
で、このへんは顔の中心に近いので、がっつりブラウンのシェーディングを入れると土偶みたいになる危険をはらんでいます。
自然に仕上げるなら、オレンジやベージュなどのカラーのチークを使うのがおすすめ!
ヴィセのこれ、ナチュラルだけどしっかりニュアンス出してくれます。
なんとなく海外コスメっぽい質感なので、外国人風メイクと相性がいいんです。
プチプラだしメイク初心者の方には特におすすめ!
そしてツイッギーはツンと生意気でかっこいい鼻も特徴。
さりげなーくノーズシャドウも入れてあげましょう。
ここ、がっつり入れちゃうと一気に本気モード感でちゃうんで、あくまでうすーく、自然に!
デーモンにならないノーズシャドウの入れ方は、Youtuber会社員Aちゃんの動画が超参考になります。
ツイッギー風メイク:アイメイク編
さあ、一番楽しいアイメイク!
とろんと魅惑的なツイッギーeyesを作ります。
コンビニふらっと入っても浮かない程度に抑えつつ、ツイッギーの特徴をマークしていきましょう。
アイシャドウ
アイラインとマスカラがメインなので、アイシャドウは薄めでOK。
ただ、全く色味がないとダブルライン(後述しますが、二重の線に入れるアイライン)が浮いてしまうので、薄めのグレーのシャドウをベースとして仕込んどくと◎
手軽に買えるものだと、マジョマジョのシャドーカスタマイズBK922のカラーがおすすめ!
かなり発色がいいので、筆で少しだけ取ってふんわりとぼかしてください。
下まつ毛を強調させるために、下瞼は目尻だけにしましょう。
ダブルライン
ツイッギーのアイメイクで重要なポイントとなるダブルライン。
お絵描きするみたいに、平行二重の線を描いてしまいます。
これがあまり大げさになるとデイリー使いできないので、あくまでナチュラルに。
やわらかくて描きやすいクリニークのペンシルアイライナー。
ブラックで以下のようにダブルラインを描いたあと、すぐに指か綿棒でぼかしてください。
もっとナチュラルに仕上げたい方は、アイブロウパウダーなどで描くのも◎
アイライン
まつ毛の印象で目に入りませんが、実はがっつりアイラインも引いているツイッギー様。
ブラックのリキッドで太目に引いていきましょう。
細くも太くもとにかく書きやすいメイベリンのハイパーシャープライナー。
落ちにくく色も濃くて最高です。
太さは、ダブルラインで作った二重幅の約三分の一くらいが理想。
目尻は跳ね上げず、1センチ弱オーバーしてすっと流します。
マスカラ
はい、メインイベントのマスカラです!!
デイリー使い、ということで、つけまつげは使わずにマスカラで頑張ります。
漫画みたいな下まつ毛がチャームポイントのツイッギー。
マスカラには全身全霊をかけていきまっしょう。
ツイッギーのまつ毛をつけまに頼らず作るには、マスカラだけじゃちょっと心もとない。
てことで、マスカラ下地の力を借りましょう。
KATEのマスカラ下地は繊維がたっぷりで、ボリュームを出すには最適です。
マスカラはマジョマジョのブラシタイプがおすすめ!
ボリュームを出すにはコームよりブラシです。
色はブラックを選んで、たっぷりたっぷりつけてください。
とにかく、どのマスカラにするにしてもロングよりボリュームタイプを選んで!
そしてここでツイッギーの下まつ毛の束感を出すためのポイント!
マスカラが乾かないうちに、下まつ毛をピンセットで挟んで束にしてください。
まつ毛同士を挟んでくっつけて、4~5束くらいにしてください。
これでつけまをつけなくてもあの束感をナチュラルに演出できます。
マスカラが乾いたら、上まつ毛だけビューラーをして、まつ毛は完成!
ツイッギー風メイク:アイブロウ
ツイッギーの眉毛は、かなり細くて急上昇・急降下が特徴!
昔の安室ちゃんみたいな感じですかね?きゅっと上がった強気な眉毛です。
幅も狭く短めで。
目の幅と同じくらいに合わせて、きゅっとカーブを描いてください。
アイブロウとか、ぶっちゃけなんでもいいんですけど、私が使いやすいなと思ってるのはエクセルのアイブロウペンシル。
これ、大人気ですよね。
細い眉を描くので、パウダーよりもペンシルがおすすめ。
髪の色にはよりますが、眉毛の色は明るめの方がいいかと!
目元が真っ黒なので、眉毛の色も暗いとちょっとくどくなっちゃうんですよね。
眉マスカラで色を抜くと外国人感もぐっと高まります。
これ、昔ポップティーンで菅野結以ちゃんが使ってるって知ってから、ずっと使ってます。10年位前だから多分今もう結以ちゃん使ってない。
ツイッギー風メイク:リップ編
ツイッギーメイクではとにかくリップの印象を薄めて!
マットな質感×ヌーディーなカラーをチョイスしましょう。
ピンク系よりオレンジやコーラル系の方がなじんで主張しすぎないので、おすすめ。
絶妙なマット感を出すならもう、MACのリップスティック一択!!
なめらかだけどしっかりとフィットして、一段階イイ女にしてくれるリップです。
ブラシなどに取らずにさっとラフに塗っちゃいましょう。
ツイッギーメイクでBack to 60s!
いかがでしたか、ツイッギーメイク。
とろんとけだるそうな色っぽい雰囲気で、60年代ファッションと合わせて楽しんでみてください!