お久しぶりです、石原です。
最近思うことなんですけど、ストレスって本当にこえぇ。
ストレスには、人生を一変させるパワーがある。
そんぐらい、ストレスが人間の心身に及ぼす影響って大きいものなのだと、最近いろんな書籍を読んで知りました。
みなさんは、ストレスに感じてどう考えてます?
「そりゃ無いに越したことはないけど、生きてく上で多少あるのは仕方ないでしょ」
「あんまり強いストレスだと鬱とかになるから怖いけど、そうじゃなければ別に…」
みたいな考えの方が多いでしょうか。私自身はこういう考え方でした。
確かにストレスを完全に無くすというのは不可能ですし、全くストレスが無い生活というのはそれはそれで退屈で辛いものです。
家族や職場など、自分ではどうしようもない部分にストレスがあったら、ただただ耐えなければいけない状況もあると思います。
「ストレスのない生活をしましょう」と言われて、オッケー!となる人はいないはず。みんなそれぞれ大なり小なりストレスを抱えて生きているものです。
ストレスはなんで恐ろしい?
冒頭で、ストレス舐めるとマジで怖いよって話をしました。
具体的にどういうことかっていうと、ストレスはあらゆる不調の原因になるから。ってことは誰もが知っていることかと思います。
胃が痛くなったり、蕁麻疹が出たり、髪が抜けたり、肌が荒れたり。このへんが「ストレスが引き起こす不調」で連想しやすいものかと思います。
でも、ストレスって「難病」を引き起こす大きな原因にもなるって知ってました?
ここでは、一度発症すると完治が難しく、一生付き合っていかなくてはいけない病気と定義します。
難病と言ってもすごい数あってイメージしにくいと思うので、ひとつ例を上げてみます。例えば「線維筋痛症」。
体のどこにも異常はないのに、血管をガラスの破片が通るような激痛に襲われる恐ろしい病気です。完治できるような有効な治療法は立っていません。
(以前アナウンサーの方がこの病気にかかって、自殺してしまいましたね……。)
もちろん、こういった難病の原因が全てストレスと言いたいわけではありません。遺伝や他の環境要因もあります。
んが、強いストレスに晒され続けることで圧倒的に罹患しやすくなることは事実だと思います。
ストレスに耐えて頑張り続けることが、実はすごくリスクのある行為だということはお伝えできたでしょうか。
ストレスは老化もガンガン進める
ストレスで病気になるのはかなり深刻なケースと言えますが、もっと身近なことでいうと、老化。
私は医者でもなんでもないのでしっかり理解してるわけではないですが、どうやらストレスを感じたときに発生する活性酸素というものが細胞を傷つけてしまうようで。
その状態が慢性的になると細胞がどんどんダメージを受けることになり、結果的に全身の老化をギャンギャンに早めてしまうということだと思います。
ストレスを癒す努力をしよう!
さて、ストレスが人生に甚大な影響を及ぼすことは分かったけども、じゃあどーしろっての?って話だと思います。
「ストレスが原因ですね〜」と言われたときの「どないせえっちゅーねん」感はハンパじゃありません。
一番いいのはもちろん、ストレスの原因になってることを生活から取り除くこと。でも、現実問題そう簡単にはいかないことも多いと思います。
したら、ストレスを受けてしまうのは仕方ないとして、その受けたストレスをどうにかして相殺する習慣をつけるべきです。
ストレス解消にはそれぞれ好きなやり方がある方もいると思いますが、「特にこれと言って…」という方も多いんじゃないでしょうか。(私もそうでした)
そんな方には、汎用性があって気軽にできてお金がかからなくて副作用がない(過食とかアルコールとかね)ストレス解消を、なんでもいいので試しに一度やってみてほしいのです。で、これ気持ちいなーと思ったものを続けてみるといいと思います。
私が超個人的におすすめするのは以下の方法です。
自然と触れ合う
最近読んだこちら↓の本に書いてあったのですが、(ちなみにこの本めっちゃ面白かったです)
自然ってホント偉大なもんで、ストレスを癒す効果がすごいらしいんです。
なんと、「海や森などの写真を見るだけでストレスが軽減する」という実験結果もあるんだそうで!
写真見るだけで癒されるって、すごくないっすか。
なので、海が好きな人は海の写真を待ち受けにしたり、部屋にポスターを貼ったり。
花が好きな人はお庭で育ててみたり、気軽にドライフラワーを部屋に飾ってみたり。
そうやって自然に癒される習慣を作るといいみたいです。
あと、雨の音や海の音、焚き火の音などもヒーリング効果があるので、好きな人はアプリをダウンロードしたりYouTubeで流したりするのもいいかも。
(別に好きでもないのに無理に聞いたり見たりする必要は無いと思いますが)
キャンドルの揺れる光を見るのもヒーリング効果があるようなのでおすすめです。私はイライラした日なんかは、寝る前に大好きな音楽聴きながらキャンドル灯してボーッとしたりします。
軽い運動する
私ももともと運動嫌いなので、このワードに拒否反応を示す方の気持ちは痛いほどわかります。
がっ!もともとマンモスを捕まえるために毎日走り回っていた我々人間の身体は、やはり運動をしないとバランスが狂うようになっているのです。この事実はもはや避けようがありません。
軽い運動にはストレスを軽減させ、ポジティブな気持ちにさせるホルモンを出す効果があります。
別にハードなトレーニングをしてムキムキになる必要はありません。
私がおすすめするのは「夜のおさんぽ」。
夕飯を食べた後に、30〜40分くらい音楽を聴きながら近所をウロウロ歩きます。気候がいい日は犬を連れて。
歩くのって本当に大事で、ウォーキングにはストレス軽減効果があるだけでなく、重力を感じることで身体の歪みなども調整しやすくなると整体師さんに言われました。
確かに、あんなに厳しいトレーニングを積んだ宇宙飛行士でさえも、しばらく無重力の宇宙空間にいると、地球に戻ってからしばらく車椅子になっちゃいますしね。
あと、お散歩すると外に出るから、公園とか街路樹とかの自然に触れることができますよね。風とかも気持ちいいし。
自然の力とウォーキングの力で、ダブルで癒されることができるというわけです。
私が夜を勧める理由は、「紫外線の心配がないから」「暗くて見えないからスッピン部屋着でできるから」「暑い時期は昼間より涼しくて気持ちいいから」「朝は起きれないからw」です。
朝や昼の方が生活に取り込みやすい方は、しっかり紫外線対策をした上で朝昼に行っても全然いいと思います。
ちなみに、外に出て運動はダルい…という方は、YouTubeで家トレしたり、ニンテンドーSwitchの運動系ソフト(リングフィットアドベンチャーとか)なんかがめっちゃいいと思いますよ。
石原もずーっと欲しいと思ってるんですが、今Switchマジで売ってなくて…買わせて…買わせて下さい……
好きなことにうっとりする時間を作る
みなさんそれぞれ、大好きなものってあると思います。
お酒とか、スイーツとか、手芸とか、アニメとか、ゲームとかカラオケとか。
こういった娯楽は、あんまり没頭すると弊害をもたらす場合もあります。お酒やスイーツなんかはわかりやすいですね。
でもね、我慢すればするほど健康で幸せになるかというと、そういうわけでもないと思うのです。
知り合いにメニエール病という病気(これも難病のひとつですね)を患ってる人がいます。
彼はお酒が大好きなんですが、一時期健康を考え禁酒したところ、メニエール病がとても悪化してしまいました。
で、またほどほどにお酒を飲むようにしたらおさまったとのこと。
「アルコールの弊害よりも、アルコールを我慢することの弊害の方が大きい場合もあるんだな〜」と考えさせられた話でした。
もちろん何にしても「やり過ぎ」というのはよくありません。でも、健康のために好きなものを我慢して、それによるストレスで健康を害しては本末転倒だと思うのです。
日本人は我慢を美徳としてしまいがちですが、好きなものは適度に嗜みつつ、「幸せ〜♡」とうっとりする時間は作った方が結果的にはプラスになるんじゃないかなと。
ストレスに耐えるのは美しいことじゃない
ストレスの原因を無くすのが難しいのは承知ですが、自分がコントロールできる範囲であれば、可能なかぎり無くす・減らすよう努力や投資をするのは大切です。
私は何かに強いストレスを感じるとき、あらゆる手を尽くしてそれを取り除けないか考えます。
例えば職場に強いストレスを感じたら頑張って転職するし、人間関係で強いストレスを感じたら距離を置きます。
SNS上の罵詈雑言を見るのに疲れたらアンインストールしますし、洗濯を干すのが面倒でストレスだったら乾燥機付き洗濯機を買うためにお金を貯めます。
繰り返しますが、日本人は努力や我慢を過剰に美化する国民性だと思います。最近はあまりないかもですが、履歴書は手書きじゃないと受け付けないとか、部活で水を飲ませないとか、異常です。
私は割とちゃっかりヘラヘラした性格なので、ストイックに頑張るということは逆にできないのですが、
真面目で努力家、責任感の強い方はすごく多いですよね。
ビジネスなどで結果を出す人が努力家であるのは事実ですが、努力家が搾取されてしまったり心身を壊しやすいというのも事実です。
そしてどこで刷り込まれたのか、「努力は必ず報われる」「辛ければ辛いほど後に良いことが待っている」と盲信している人はものすごく多いです。
努力は正しい方向での努力じゃないと報われません。水泳選手になりたいのに陸上で死ぬほどトレーニングしてもその努力は報われません。
辛いことを耐えるだけ耐えて、結果心身を壊して自ら人生を終わらせてしまった悲しい例は数知れません。
私は辛いことから逃げるのを悪いことだとは全く思っていません。
もちろん全てから逃げ回っていたら最終的に自分が苦労することになるし、周りに迷惑をかけることになるので、ある程度は踏ん張らなきゃいけないですが、
その辛いことを耐えることによって得られるもの > その辛いことを耐えるストレスによるリスク
という式が成り立っていない場合、つまりストレスによるリスクの方が大きいと感じた場合は、潔く切ることができるのも、ひとつの能力だと思います。
みんな辛いことを耐えるのは、幸せになるためです。
辛いことを耐え抜いて不幸になってしまうなんて、こんなに悲しいことはありません。
今ストレスフルな職場にいるけど、転職をしたら負けな気がする…なんて悩んでる方は日本中にたくさんいると思いますが、
強いストレスを受けるとあらゆる不調や老化や難病になるリスクを負うことになることを忘れないで欲しいのです。
今受けているストレスは、そこまでのリスクを背負ってまで受けないといけないものなのか?と、天秤にかける癖をつけて欲しいのです。
その辛いことを耐えるための努力よりも、その辛いことから逃げるための努力をした方が幸せになれるのであれば、努力の方向を変えた方がいいと思うのです。
長ーくなりましたが、石原が伝えたいことは、
・ストレスを耐える努力より、逃げる努力をしよう
・どうしても逃げられないストレスはしっかり癒す習慣をつけよう
ということです!
自分を大切に生きていきましょ。